こども図書館の思い出







Oranzovyのお店作りで最も大切にしている気持ちのひとつ


“こどもの頃に感じたようなキラキラしたわくわくやときめき”。



大きくなるにつれていろんな経験を重ねて様々な物事と出会ううちに、

だんだん感じることが少なくなってしまったあの感情。



その感情を思い出すときに頭の中に浮かぶ場所のひとつに “こども図書館” があります。




私は愛知県豊田市生まれなのですが、昔豊田市駅前にあったアピタの最上階に子供向けの小さな図書館があり

幼稚園くらいの頃母によく連れていってもらいました。



図書館の入り口には普通の扉の隣に子供だけが通れるくらいの小さな扉があって、

その入り口を入ると図書館独特のあの匂いがする別世界に来たような気分でした。




たくさんの絵本や布でできた手作りの絵本やおもちゃがあったり。



いつもスモックのようなエプロンに名札をつけた優しいお姉さんが2人くらいいて

紙風船釣りや工作など遊べるコーナーを用意していてくれていたりしました。




図書館は騒いではいけないのでいつも静かにワクワクしていた記憶があります。




(後に知ったのですが選書やスタッフの派遣など、千種にあったあのメルヘンハウスが運営に携わっていたそうです。どうりでワクワクするはずです^ ^)





それから生まれて初めてハロウィンを経験したのもその図書館のイベント。

その日は特別にこどもたちが仮装をして夕方に集まり、図書館ではなく外へ出ていろんなお店を巡ってお菓子をもらったり、近くの会館で宝物探しゲームをしたり。




家から離れていたのでいつも遊んでいる子たちとそこで会うことが少なかったのも

別世界感を増幅させていたような気がします。




そのうち私も小学生になって段々とこども図書館に行くことが減っていき、3年生くらいの時にこども図書館自体がなくなってしまったと記憶しています。



アピタもそのうち閉店してしまったので今ではなんだか幻のようなキラキラした思い出です。






Oranzovyにお母さんやお父さんと一緒に来てくれる子どもたち。


大きくなってどこかでふとした時に

“なんか小さい頃 独特な匂いのするオレンジのお店に行ったなあ”

と思い出してもらえるといいな〜と思いながら、今日もバブーシュの匂いを漂わせてお店を開けています。





今では幻となってしまったアピタのこども図書館。

調べてみたら、その後豊田市中央図書館の分館として “豊田市こども図書室” として残っているそうで嬉しくなりました。